June 21, 2009
コンテンツと呼ばれるモノの宿命として、遠藤は「14歳時体験コンテンツ最強説」を唱えている。多くの人にとって、14歳を中心とする多感な時期に触れたコンテンツが、人生で最も優れたコンテンツとして刷り込まれてしまうという仮説だ。これは「昔の○○は面白かった。今はつまらないね」的な発言となって現れる。「今の」テレビ番組は面白いか?と聞かれたら、よほどコンテンツをきちんとした観点で見れる人でない限り、面白いと感じるわけがない。  では本当に昔のコンテンツが面白かったのかというと、時代の流れの中で相対的に面白かっただけであって、今の14歳に同ジャンルの今のコンテンツと比べ見てもらうと、ほぼ例外なく今のコンテンツの方が面白いと感じる。実は新しいコンテンツの面白さが理解できなくなるのは、極論すればエンタメ嗜好的に老化の始まりなのではないかとさえ思えるのだ。